ウォッシャブルカーテン
バブル景気までは家庭で洗えるオーダーカーテンの品揃えは少なかったです。バブル景気に突入しますと住宅着工数の大幅な伸びで、オーダーカーテンの需要も大幅に伸び、綿や麻の天然繊維やレーヨンなどの再生繊維だけでは需要をこなす生産が間に合わず、
価格の廉価なポリエステル等の合成繊維の開発・生産が活発になりました。
こうした環境の中から生まれたのが、セールスポイントの明確な"家庭で洗えるウォッシャブルカーテン"です。
普及したもうひとつの要因が、ドライクリーニングの費用でした。
200ｃｍ×200ｃｍ １窓の費用が4000円前後～と高額です。
既成カーテンと比較しますとオーダーカーテンの購入費用は
5倍・10倍以上になります。購入後に、そのメンテナンスのドライクリーニング費用を考えますと一般家庭では手を出しにくい商品だった訳です。
〈 ウォッシャブル表示マーク 〉
〈 見本帳の表示例 ）
〈 プライスカードの表示例 ）
「ウォッシャブル」は、ドレープ(厚手）、レースに関わらず、
家庭でお洗濯をしても生地の縮みや色あせが少ない快適安心の機能です。
ウォッシャブルの特徴
何度でも洗濯でき、生地も縮みにくい。
汚れが気になったら、自宅で気軽に洗える。
色落ち、色あせの心配が少ない。
カーテンは静電気により、ほこりが付着しやすく汚れが付きやすいです。
気軽に洗濯できるので清潔な生活をエンジョイできます。
JＩS（日本工業規格）のJIS-L0217（繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法）103法に準じています。
