オーダーカーテン通販ショップポピーカーテンの知恵袋

オーダーカーテン国産と輸入の違い

今まで「オーダーカーテンは結局のところ高いの安いの?」「失敗しないオーダーカーテンの選び方」「オーダーカーテンの縦使い・横使い」と見てきました。

ここでは、生地の選択方法を、「国内生産生地」と「海外生産生地」の特徴の違いを確認してみましょう。

国内生産生地

国内での生地の生産は、愛知県一宮市や、金沢市、福井県の中部・北陸地方に多く分布しています。
明治や大正の頃、日本でも蚕から生み出されるシルクや綿(コットン)の自然素材が多く用いられておりました。
もっぱら、カーテンよりも洋裁用途が多かった頃です。
昔から現在までシルクや綿(コットン)素材に変わり科学技術の発展に伴い、カーテン素材は主にポリエステル繊維に移り変わりました。

その理由がいくつかありますので、ご紹介致します。

1.日本は高温多湿の自然環境にある。
自然素材は高温多湿により、寸法変化が起きる。
2.障子、襖の生活基盤がある。
いつもピタッとした毅然としたスタイルを好む。
3.急速な経済成長、生産性向上、自然素材減少。
急速な経済成長と共に、量産される化学繊維の原材料原価の違いと、 働き口の変化が加速したこと。

見ていただけました通り、そもそも日本の文化の中にはカーテンそのものはなく、 葦簀(よしず)や簾(すだれ)がその代わりでした。 戦前洋式文化が徐々に入り始め、戦後急速に化学繊維へと移行していきます。

それでは、ポリエステル繊維の特徴を、見ていきましょう。

1.カーテン生地として編まれる糸はポリエステルなので水を含まない。
高温多湿の日本の気候にはとても合います。
2.年中寸法変化がほとんどはない。
障子、襖の文化のある日本人にとって不易で自然なものになります。
3.量産可能で原材料が安価
カーテン生地の組織になる、糸は量産され、生地本体の価格の波をなくし、 品質の安定と供給バランスを保つ事ができた。
4.糸の成形技術の発達。
糸そのものに防炎機能を付加することが出来た。燃えにくいカーテンです。

ポリエステル繊維は、日本人の暮しにピッタリなのです。

輸入生産生地

ハイムテキスタイル展

輸入生地の多くはヨーロッパ諸国、ドイツ、イタリア、スイスなどが挙げられます。

中でもドイツフランクフルトで世界の生地博覧会として毎年1月上旬に開催される、ハイムテキスタイル展があります。

heimtextil

←ハイムテキスタイル会場

デザイナーやバイヤー
↑世界から買い付けに来ているデザイナーやバイヤーたち。
彩りの美しいデザイン
↑彩の美しいデザインが心をおどら せます。
トレンド館
↑トレンド館の一部、毎年トレンドが変わっていきます。

時期は4月になると、ハイムテキスタイルを継承しながら、又違った展示会として イタリアミラノで開催されるミラノサローネ国際家具見本市があります。 http://www.milanosalone.com/
※共に展示会は一般公開しています。海外ご旅行のタイミングが合えば一度行ってみると、 奥深さが非常によく体験でき、オーダーカーテンの価値についてより感じていただけます

世界から訪れた人々
↑世界から多くの方々が訪れます。
ソファーベッド
↑ソファーのような、ベッドのような、 なんだか座ってみたくなるデザイン。
トヨタ出展
↑日本のトヨタも出展、レクサスが真っ白。これもデザイン
椅子
↑ナチュラル感たっぷりな椅子、心がなごみますね。
椅子
↑椅子のデザインと同じ生地を使ってオブジェを置く
ナチュラルにグレーはカッコいいですね。
 

さて、輸入の生地について見て行きましょう。

輸入生地も現在では、ポリエステル繊維が多く使われております。 国産との大きな違いは、安全・安心・という考え方が生産者、購入者共に 日本人の意識とはかけ離れているところにあります。 すなわち、完璧な商品なのですが、全ての規格が違うと言ってよいでしょう。

1.防炎品という商品。海外の生地では種類が少ない。
その理由は防炎品を使いなさいという国の規格がないからです。
2.生地の組成。(組成:縦糸・横糸の編みで生地が構成されていること)
リネンや綿(コットン)・シルクなど自然素材を合わせた組成生地が多い。
3.傷やシミ、自然の香り
自然素材を組み合わせていることにより、均一でないデザインであったり 自然素材の香が漂う商品もあります。

考え方の違い

日本人が嫌う生地の傷やシミなどはほとんど気にすることはありません。 ですから、“窓を装飾する。”という目的は同じですが、装飾が目的であって 生地自体に日本人のような神経質な目は向けません。
何かいかにも、適当でどうしようもない物のように聞こえるかもしれませんが、 輸入生地のいいところがあります。

1.自然素材を使う
自然素材の組成は柔らかく、人の肌感触がとても良いです。
2.柄の繊細さ
繊細さを出す技術は、織機(おりき)にあり、使われる糸の太さに関係します。
輸入生地
輸入生地の表面を拡大して撮影。目が細かい。
国産生地
国産生地の表面を拡大して撮影。目が粗い。
3.色の美しさ
カラー

染色技術は日本も優れていますが、 微妙な中間色を出す技術は素晴らしく繊細で美しいです。

まるで絵の具のパレットのようですね。 単色・折柄でも色の配色はとてもきれいな生地が多いです。


輸入生地のデメリット

海外には無数のカーテン生地があります。輸入メーカーでも、取扱生地を全て国内に在庫を持つことができません。 ほとんどは海外取り寄せになります。その日数分余計に商品到着までにお時間がかかります。
でも、これはいいものを買ったと考えれば待っていられますので、デメリットとまでお考えになるかどうかはお客様次第ですね。

ここまで国産と輸入の違いをお話ししてきました。いかがですか。どちらも見てみたくなりましたね。

さぁ、あなたはどんなテーマでインテリアを決めますか。

ビシッと決める。カジュアルに決める。ポップで明るく決める。柔らかくソフトな雰囲気に。自然をテーマに。
カーテンはインテリア装飾の中心であって安らげるものであると良いです。はっきりさせてしまうと、飽きが来てしまうこともあります。

当店は 国産・輸入 どちらも取り扱っています。お客様のご購入の仕方に合わせて、ご提案方法もいくつかご用意しております。 ぜひ店頭へ遊びにきてください。